ソリューション
IBCはQNAPの技術専門家と相談した後、1台のQNAP TS-1685および5第のTS-1635ユニットを展開して、ストレージおよびバックアップソリューションを構築することに決めました。TS-1685およびTS-1635を組み合わせることで、放送プロジェクトから作成した大容量の高解像度のデジタルビデオデータをバックアップするための他にはないソリューションが生まれたのです。この組み合わせが比類ないソリューションとなった理由は、スケジュール設定バックアップ、大容量ストレージおよび高速ファイル転送速度という優れた主要メリットを特徴としているためでした。
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日々のバックアップ作業を強化するためのRTRRサポート
IBCの集中化ストレージシステムは、すべてのデジタルコンテンツを保存する必要があり、QNAP TS-1685およびTS-1635は、バックアップタスクの実行に使用されました。IBCはQNAP TS-1685およびTS-1635を使用して、高解像度のビデオデータをバックアップしました。日々のバックアップ作業の最初のステップでは、新しいデータが1日の終わりに、QNAP TS-1685へと転送されます。そして、TS-1685はQNAPのリアルタイムリモートレプリケーション(RTRR)サービスを使用して、毎朝4:00時に、5台のTS-1635ユニットにデータのレプリケーションおよびバックアップを行い、データが完全に保存されるようにスケジュール設定されました。
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高速ファイル転送のための10GbE接続
TS-1685およびTS-1635は両者とも、高速かつ柔軟な接続を確立するために10GbEを採用しています。これにより、大容量の高解像度のメディアファイルを転送するのに必要な帯域幅を確保できます。10GbE接続を使用することで、NASは超高速データ スループットを提供できるようになり、大容量の高解像度のメディアファイルのバックアップのプロセス速度を向上します。
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柔軟なRAIDサポートを採用した大容量のストレージスペース
IBCのTC-1685および5台のTS-1635はすべて、大容量の10TBハードドライブが搭載され、それぞれにRAID 50およびRAID6が設定されています。NASは、大容量データに壮大なストレージポテンシャルをもたらすだけでなく、データ保護においても優れており、比類ない信頼性を提供します。
長所
IBCチームは台北2017年夏季ユニバーシアードにおいて、TS-1685およびTS-1635を使用することで得られるメリットに非常に感動していました。RTRRおよび高速ファイル転送でバックアップを自動化することで、QNAP NASは、バックアップタスクを大幅に簡素化しています。
「QNAP NASは、非常に安定した、効率の良いバックアップソリューションを提供してくれました。TS-1685およびTS-1635が我々の期待に応えることは間違いありません。このソリューションは大幅に我々のバックアッププロセスを簡素化し、我々の壮大な時間と労力を節約してくれました。QNAP NASを使用することで、メインの放送業務に集中することができました」とCTS送信センターの課長代理のChao-I Lee氏は話しています。